色弱者に優しくない任天堂の説明書

甥っ子と遊ぶためにニンテンドーDSを買った。
マリオカートDSを買ったのだが、説明書が、色弱者には厳しいものであった。
MarioKart DS Instruction Manual
この十字キー上下を示すイラスト、実寸では、赤緑色弱だと、ほぼ、判別不能です。この画像サイズですら厳しい。真面目な話、そろそろ老眼もきている私はこの説明の意味するところがしばらく理解できず(ミスプリで同じ操作が書いてあるぜとマジで思った)、虫メガネで拡大してみてやっと理解した次第。
赤系色弱者は、赤っぽい色を色として認識する感度が低い。こういう、暗い灰色のバックグラウンドにポツンと描かれた赤ドットは、赤というより「暗い色」という感じで認識されるので、周りに溶け込んでしまってとても見えにくいのだ。「黒板に赤チョーク」なんてのが典型的な色弱者に優しくない例です。黒板は実質「緑板」である場合が多いので余計に始末が悪い。
(えーと、暗い灰色だとか赤ドットだとか言ってるのも、色覚に自信がないけどたぶんそうなんじゃないかと思って書いてるわけです)
色弱者にもわかりやすい説明書にしてほしい。赤ドットじゃなくて白抜きとかにしてほしいのだが>任天堂
マニュアルとか作るときに周囲の色弱者に見せるようにしてほしいなあ…。男性の7%~10%は色弱らしい。さらに色弱遺伝子を持つ人間は増えているらしく、今後は色弱こそがマジョリティとなる、らしい、といった話を小耳に挟んだ、ような気がする。
マリオカートDSは、無線LAN経由で、無料で世界中の相手と通信対戦できる。「ライバル」との対戦を選択すると、自分と同レベルの相手と対戦…のはずなのにボロ負けな私であった。

コメント

  1. しんげつ より:

    やぁ、ひさしぶり。
    色弱の人は結構たくさんいるはずなのに、
    世間は色弱者に対して無関心ですな。
    配慮が不十分と言うより、配慮する概念が無い。
    20人に1人といったら大変な数なはずだが、なぜだろうね。
    進学や職業選択の自由もある程度制限されているのに、
    障害者としての補償が受けられるわけでもなし。
    もうちょっと気を使ってもらえてもいい気がするが、
    今後改善されたりすることあるんだろうか。
    にしても、センセイ老眼なの?

  2. YAMAZAKI Akihiro より:

    老眼、きてるよー。
    よく見ようと思って目を近づけると、うっ、てきて、離して虫メガネで見ざるを得ない、ってのは、
    これ老眼だよね?

  3. しんげつ より:

    うーん、きてるかも。ちょっとはやいねー。
    わらしはいまのところ大丈夫ですが、代わり?に腹がきてます、じょじょに。
    お互い歳ですなぁ。

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