SANYO Xacti DMX-CA100を買った / 御岳山 七代の滝

SANYOの防水ムービーカメラ Xacti DMX-CA100が、アマゾンで28,000円を切ったので、買ってみた。
(連休前に合わせた値段だったんだろうか。いまはまた3万円台にもどってる)

私は以前、2007年発売の CA65 というのを持っていたけど、そのときはSD解像度だった。今回、防水縦型XactiもフルHDになった。
光学ズームは相変わらず5倍だけど、動画撮影時は、撮像素子の使用エリアを変えることで6倍まで・さらにレンジを2倍に切り替えるダブルレンジズームで、あわせて最大12倍ズームができるようになった。
レンジ切り替えなのでシームレスには行かないが、CA65ではズームが足りないと感じることが多かったのでちょっと期待している。
→使ってみたが、手持ちでは手ブレが厳しい感じ…。

しかし、残念なことに、詰め込みすぎで、操作性がかなり犠牲になっている。
いろいろと、ギリギリなんだろうなあ、とは、思うけど…。

  • カーソルキー等がボディ側面に移動してしまった

    CA100は、(レンズの)背面の操作ボタンはスチル撮影ボタン・ズームボタン・ムービー撮影ボタンだけ。

    CA65は、十字カーソルの上下をズームボタン兼用にしたものが(レンズの)背面についていた。この操作性はまずまずだったと思う。
    まあ手袋してるとズーム操作しづらかったが。

    側面のカーソルボタンって、えらく操作しづらい。だって画面と90°直交してるんだもん。こんなんでメニュー画面を操作させるなんてどうかしてる。シートキーなのがさらに操作感を悪くしている。

  • スチル撮影ボタンやズームボタンのクリック感がイマイチ

    ズームボタンは全然クリック感がない。
    スチル撮影ボタンは、どこで半押しになるのかよくわからない。


    スチル撮影ボタンのクリック感のあいまいさで、半押しになったかならないかのチャタリングみたいな状態になる。それと処理の遅さがあいまって、こんなことが起きる。

    半押し検知で合焦しはじめる
    →ピピっと言って合焦する(合焦時間、遅い)
    →撮影者は全押しして撮影しようとする。いったん画面が消えるので撮影できたものと思う
    →でもそれは実は半押しリリースを誤検知してのプレビューへの遷移であった!撮影できてない!
    →撮影者イラっとする。これらの各処理が速くないのでさらにイライラは増す

  • 開口部が、コネクタ部(USB・HDMI)と、電池パック(+SDカード)の2カ所ある
    防水機種では開口部はできるだけ減らして欲しいものだと思う。
    コネクタ部は閉じて押し込むとパチンとロックされるが、電池パック部は自分でスライドロックしないといけないので神経を使う。
    CA65は開口部1つにバッテリパック・SDカードスロット・USB/AV端子があった。

  • 充電はUSBケーブルで本体充電してください、ということになった
    付属しているのは専用USBケーブルと、USB電源(1000mA)。別売りで電池パック充電器もあるが。

  • SDカードは電池パックを外さないと挿抜できない!

    電池パックを取り出しての充電がデフォルトならあまり気にならなかっただろうが、本体充電がデフォなのに!
    SDカードはあまり抜き差しせず、USBで転送してほしいです・・・ということだろうか、メーカー的には。

  • せめて、本体充電のため使用頻度の高くなったUSB端子くらい抜き差ししやすくしてほしかった

    …が、USB端子はふたのヒンジ近くに配置されていて、ふたがじゃまになって、イマイチ使いづらい。HDMIと逆の配置ならよかったのに…と思ったけど、社外品を挿される可能性の高いHDMI端子周り寸法に余裕を持たせたかった、ということだろうか…。

不満はないわけではないけれど、防水フルHD光学ズームあり部門で唯一の存在であり、かつこのお値段。他社ムービー機が手詰まりになって防水方面に参入してくるまでは、存在感を示し続けるだろうと思う。縦型ガングリップスタイルは、追い撮りの時とか、便利だし。

→以前書いた「DMX-CA65の感想」を、読み返すと、ずいぶんいまとは感想が違うなー。いまはけっこうガングリップスタイル、好きです。

しかし、本体に貼ってあった、めちゃめちゃはがしづらい「3m防水ムービー」という製品紹介シールだけは、即時、要改善だ。まともなはがしやすいシールに改めるべきだと思う。
→このシール、初回出荷分?に貼ったものらしい。店頭実機展示でアピールするように貼ったものじゃないかと思うが、そんなことではがしにくいシール貼るなんてユーザー軽視以外の何者でもない。反省してもらいたい。


御岳山・七代の滝に行ったので、滝壺を撮ってみた。
うちに帰って再生してみるまで、魚がいたの、気がつかなかった。
水中モードにするのを忘れてしまった。水中モードならもうちょっと違う色に補正されたのだろうか。

私の使い方では、たいてい撮りっぱなしで、せいぜい動画の不要部分をカットする程度なのだが、付属ソフトでは編集すると再エンコードされてしまうようだ。

このYouTubeに上げた動画は、再エンコードしたくなかったので、(使いづらいのを我慢しながら)CA100本体内簡易編集機能で不要部分をカットした。
(本体内簡易編集は再エンコードなしなのか、は、確信がないけれど)

再エンコードなしのカット編集ソフトがついていたらいいのに、と思った。

コメント

  1. じゃがいも より:

    xoさん、こんにちは。

    私も昨日、この記事を参考にさせていただきCA100を購入しました。
    10年以上、SONY Handycam TRV9を使っていたんですが、中古で
    手頃な価格のものが出ていたので買い換えたんです。
    なかなか好感触で、大事にしたいと思っています。

    古いHandycamにも製品紹介シールがベタベタと張ってありましたよ。
    しかも、側面に4枚も。これ、販売店側の販促物で展示品をつかまされた
    んだと思いましたけど・・・初めはショックでしたけど慣れてずっと
    貼ったまま使いました。

    バッテリーの調子は、その後いかがですか?
    念のため、もう1個通販で頼んでおきました。

  2. xo より:

    じゃがいもさん、こんにちは。参考になったのでしたら幸いです。

    糊が残ってしまうベタベタシールは貼らないでほしいものですよね…。するっと剥がれるシールなら構わないんですけどね。

    私のCA100は…ここしばらく棚で眠っています^_^; 最近はGoProというアクションカメラを使うことが多いもので。

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