NHW20 プリウス 燃費記録

ネタが無いので、1年ちょっと乗ったプリウスの燃費記録でも書いておくことにする。
Gツーリングというタイプで、タイヤは純正の195/55R16 ミシュラン パイロット プライマシーである。(なんでGツーリングにしたかというと、私はHIDヘッドライトとスマートエントリー&スタート機能が欲しかっただけなのだが、そうすると抱き合わせ商法でこれを選ばざるを得なかったのである)
12月~3月はスタッドレス(サイズ的にはこれも純正の185/65R15) ブリヂストン BLIZZAK REVO1 にしている。
(サイズが違うせいか、スタッドレス履いてるときのほうが燃費がいい気がする…)

給油日 給油量 走行距離 燃費
2004/07/16 37.34L 535.5km 14.34km/L
2004/07/25 40.19L 791.4km 19.69km/L
2004/08/24 41.07L 642.3km 15.64km/L
2004/09/11 40.13L 784.3km 19.54km/L
2004/10/15 42.99L 805.4km 18.73km/L
2004/11/13 42.42L 865.6km 20.41km/L
2004/12/18 40.50L 690.5km 17.05km/L
2004/12/29 31.00L 539.8km 17.41km/L
2005/01/12 37.14L 692.1km 18.63km/L
2005/01/27 42.34L 783.8km 18.51km/L
2005/02/26 44.10L 839.6km 19.04km/L
2005/03/11 32.00L 697.7km 21.80km/L
2005/03/31 35.00L 655.8km 18.74km/L
2005/04/28 26.50L 532.1km 20.08km/L
2005/05/25 41.80L 809.1km 19.36km/L
2005/06/15 43.20L 861.2km 19.94km/L
2005/07/11 40.40L 792.9km 19.63km/L
2005/07/29 39.00L 708.1km 18.16km/L
2005/08/20 41.70L 789.1km 18.92km/L
TOTAL 738.82L 13816.3km 18.70km/L
  • 停まらずに法定速度+α(流れ)で走り続けるのが一番燃費がよい感じ。信号待ちが多い都市部ではあまり燃費向上しない。発進加速で燃料を食われる。
    プリウスは、発進時はモーターに頼るのだろうと思っている人も多いが、実際にはよっぽどトロトロ発進しない限り、動き出してすぐにエンジンもかかる。
    2007/10/14 付記:乗りだしのころ、私は、結構勢いよく発進させていた。これがかなり燃料を食っていた気がする。現在は、流れには乗せるけれども、なるべく発進時の燃料消費を抑える(つもり)ように、結構神経を使ってアクセルを踏んでいる。
  • NHW20プリウスのエアコンは走行用バッテリーを利用した電動コンプレッサー式である。だからエンジン停止していてもエアコンが使えるのだが、夏場、渋滞にはまると、エアコンがあっという間にバッテリーを使い果たし、充電のためだけにエンジンがかかってしまい、燃費が悪化する。
  • それでは冬場はどうかというと、暖房はガソリン車と同様に、エンジン冷却水の熱を利用するヒーターである※。で、エンジンが止まると当然のことながら冷却水も冷えてしまう。それでは乗員が凍えてしまう。
    また、エンジンというものは、適度に暖機しておく必要もある。
    そのような理由で、冬場は冬場でこれまたエンジンがかかることが多くなって燃費が悪化する。
    北米仕様では、この問題に対処するため冷却水保温システムがついている。なお、これを開発したのはタイガー魔法瓶である。それゆえプリウス好きはこれを魔法瓶と呼んでいる。へえーへえーへえー!
    ※私のは寒冷地仕様にしたので、電熱ヒーターもついている。寒冷地仕様にしたのも抱き合わせ商法のためであって、そうしないとリアワイパーが付けられなかったのだ。
    (日本では寒冷地仕様にしても魔法瓶は付かないので念のため)
  • NHW20 プリウス (G) のカタログスペックでは、10・15モード燃費は33.0km/Lである。
    ところで10・15モード燃費の測定って、660秒の測定時間中、アイドリング時間が183秒あるんですね。
    むろんアイドリングストップが出来る車は、この183秒中の燃料消費はゼロである。
    アイドリングストップだけでも(カタログ燃費は)かなり良くなるのでしょうね。
    また、10・15モード燃費測定での加速方法は、かなりゆっくりである。プリウスの場合、エンジンを使わずに加速できる領域もかなりあると思われる。そんなこんなでカタログ燃費と実燃費とでは大きな差があるのだろう。

さまざまな省燃費技術が出てきたことですし、10・15モード燃費表記が現実に即していないという問題は、今後クローズアップされてきそうですね。
・都市部燃費(ストップ&ゴーひんぱん、走ってるときは40km/h~60km/h、加速条件はもっと現実的なものに(笑))
・60km/h 巡航時燃費
・100km/h 巡航時燃費
といった状況別の燃費表記になれば、より、購入時の参考になるんじゃないかと思いますが…。
追記。タイヤを省燃費タイヤに交換かつインチダウンして以降は燃費が向上しています。
2007/04/17 追記。
その後の燃費記録はこちら

コメント

  1. ひゅ〜 より:

    実用燃費が20km/Lってのは立派ですね。軽自動車のレベルですもんね。わたしのは最近は8km/Lです。新車の頃は10km/Lだったんですがねぇ。ま、2Lターボで重量1.5tもあるんだから仕方が無いです。
    でも、実測と1.5倍も違う10モードって意味ないですな。数字の出し方が決まってしまうと、それを目標に開発しちゃうのも仕方が無い事ですね。

  2. YAMAZAKI Akihiro より:

    10・15モード燃費の測定条件って、アイドリングのほかにも、
    加速条件がやたらゆっくりなんですよね。
    0→20km/hの加速に7秒かける、とかね。これだとプリウスはおそらくエンジンを使わずモーターだけで加速できます。
    カタログ燃費がいい理由はここらへんでしょうね。

  3. ひろし より:

    NHW20 10thアニバーサイリですが
    朝の通勤(片道15Km)で 実燃費で20Km/L~25Km/Lですよ 平均で22Km/Lですね
    ただし、エアコンは、エンジンが温まるまで 始めの7~8KmはOFFで走ります
    (走行始めは、エアコンONでも、冷たい風しか出てこないから)
    エアコンは、停止時にエンジンがかからない範囲で設定します
    天気が良くて調子がいいと 京都~大阪走行往復 約100kmの平均燃費32Km/Lが
    最高記録ですよ…
    時速50~60km/hの範囲が一番燃費がいい 一定速度で走る事ですね
    70km/L以上では、エンジンがかかりっぱなしで悪くなる
    重い荷物は降ろしておく、外気温、タイヤの空気圧がポイント

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