USB-シリアル変換チップ CP210x

SILICON LABORATORIES INC.が USB-シリアル変換チップ CP210xシリーズを出している。
ストロベリー・リナックスさんではこれを使用したUSB-シリアル変換モジュール基板キットを販売している。
私は「USB→シリアル変換モジュール[CP2102]」をよく使っている。DSUB9Pコネクタを実装しなければTTLレベルでマイコンのシリアルポートなどに直結できるようになっているので、試作するときなど、よく、そうして使っている(基板に実装されているレベルコンバータが無駄になってもったいない気もするが)。
少ピンマイコン1個程度であれば電源をUSBから取れるし、シリアルポートのないノートPCでも使えるし、(わざわざレベルコンバータ付けてRS232C接続で使うより)便利である。
Windows用ドライバは、現在ストロベリー・リナックスさんが提供しているものより、Silicon Labs.が配布しているもののほうが新しく、リリースノートによると、抜き挿し時にハングする問題を改良したそうなので、こちらを使った方がいいだろう。
CP210x USB to UART Bridge VCP Drivers
(以前はSilicon Labs.はドライバを自由にダウンロードさせていなかったのだが、方針が変わったようだ)
ストロベリー・リナックスさんでは当初CP210xを使用したモジュールしか売っていなかったので、私もそれを買ったのだが、カタログページを見ればわかるとおり、現在ではFTDIのチップを使った物も扱ってらっしゃる。世間一般では(?)FTDIのチップはかなり採用例が多いようなので、今度買うときはFTDIも試してみたい。
しかし両者ともほぼ完全にチップ1個のみでUSB-シリアル変換を実現しているわけだ。凄いもんである。


USB-シリアル変換チップは各社出しているが、PC内蔵COMポートの代替にしようとすると問題が出るものも多い。PCのアプリケーションが、シビアなタイミングで作られていると問題が出る場合が多いみたいだ(USB-シリアル変換が挟まると、PC内蔵COMポートほどの応答速度を出すのが難しい。昔FIFOつきシリアルチップ16550が使われ出したとき、FIFOのせいで(FIFOのおかげ、なんだけど)タイミングが狂って問題になる場合があったが、「シビアなタイミング」とは、まあそんなような意味です)。
CP210x(とそのドライバ)もそういう問題は皆無ではないが、個人的には Prolific Technology Inc.のチップ(とそのドライバ)よりはマシなんじゃないかという気がしている。
(ただ、PCの電源投入時からCP210xを接続しておいたときに、おかしくなることがある。一回抜き差しすれば直るが)
また、シリアル接続のプリンタを、USB-シリアル経由でつないでみると全く使えなかったりする。(CP210xでどうかは、私は試していません)

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