パンクを機にタイヤを交換した。

現行プリウスの「ツーリング」というタイプには、195/55R16 ミシュラン パイロット・プライマシーが履かされている。このタイヤは一般的にはそう評判は悪くないようである。しかしプリウス乗りには「燃費性能が悪い」という点で悪名だかいタイヤなのである。

ハイブリッドは魔法ではないので、好燃費を出すには、ガソリンも電気も使わずに惰性で走行する距離を増やすのが肝心だ(惰性で走行中にエンジンを停止したりモーターで微妙に再加速したりできるのはハイブリッドの利点だが)。しかし、パイロット・プライマシーの転がり抵抗は大きいようで、惰性で走ろうとしても比較的すぐ減速してしまうのだ。

それに55扁平はコツコツきて乗り心地もあまりよろしくない。そこでこの際インチダウンもしてしまうことにした。といっても、プリウスのもう一つの純正サイズ 185/65R15にしただけである。

タイヤはDUNLOP ENASAVE ES801にした。「石油依存度を低減」「転がり抵抗低減」がウリで、現行プリウス・現行シビックハイブリッドの純正サイズにマッチする3サイズしかラインナップされていないという、ハイブリッド車スペシャルみたいなタイヤだ。
Prius ENASAVE ES801

ホイールはKOSEIのプラウザーE3というのにした。特にどうということもない、価格も安めのアルミホイールだけど、プリウス純正15インチと同サイズ(15×6.0JJ +45 5H PCD100)があり、(個人的印象だが)おとなしめの7本スポークデザインなのでこれにした。ちなみに一本あたり重量は6.7kgと、あまり軽くもない(プリウス純正15インチは6.5kg, 16インチは6.9kgだそうである)。なおプリウス純正ホイールのナットは使えないそうだ。

このホイールはフジコーポレーションのオンラインショッピングページ→タイヤ&ホイールセット 検索で見つけた。このページは便利だった(必ずしもすべての組み合わせが出るわけじゃないけど)。なので、義理立てして川越のお店まで行って買ってきた(笑)。

交換後、乗り心地は当然ソフトにはなったが若干ふわふわ感がある。まあ、インチアップ・インチダウンは、そういう点は、トレードオフなんでしょうね。

転がり抵抗はあきらかに低くなった気がする(より惰性で走れる・逆に、少々おおげさに言うといままでのブレーキ感覚で止まれない(笑)。履き替え直後はちょっと怖かった)。燃費がどうなるかは、数ヶ月走ってみないとわからないけど。

ロードノイズの軽減もちょっと期待していたのだが、こちらのほうは、まあ、気持ち静かになったかなという程度だ。

しかしプリウスは純正で扁平ぎみのタイヤ履かせるような車じゃないと思う。トヨタはスマートエントリーやHIDヘッドライトが欲しいだけの客に扁平タイヤまで押しつけるようなことはやめてほしい(そういう抱き合わせパッケージ構成なのです)。


2006/08/15 追記。
交換後、燃費はよくなっているようだ。はじめて無給油千キロ走行を達成できた(1025km。この時点であと40kmは走れたはずだが、80km走行予定があったので給油した)。
(交換前の二年間・25,000km走行中、最高は901kmだった)
でもこれはENASAVEに換えた効果というよりは、15インチに落とした効果のほうが大きいのではないだろうか。
あと、燃費グッズの常として、導入後は燃費に優しい走りをしてしまう傾向は、あると思う(笑)。

2007/04/17 追記。その後の燃費記録はこちら