蕨山は標高1044mと、こぢんまりとしているけど、けっこう急な岩場が続くところがあって(手を使わないと登れない)、運動目的には楽しい山。
(展望台があるところは1033m。ちょっと離れたところに、ほんとうの蕨山山頂1044mがある)
ほとんど林の中を歩くので眺望はあまり良くない。蕨山展望台でさえも木が茂っていてあまり見晴らしはよくない。
途中、腰掛けて食事を取るのに適した休憩所がほとんどない。蕨山展望台でさえも狭くてベンチが2つほどあるだけ。
名郷から登り、蕨山→藤棚山→金比羅神社跡と経由して名栗湖方面に降りると「さわらびの湯」があるので、汗を流してから帰れる。名郷が標高300mほどなので、700mちょっと登ることになる。距離的にはこのルートで約10km。
(金比羅山は登っても全然面白くないのでその巻道を歩くことをオススメします)
飯能駅 – 名郷 or さわらびの湯 間のバスもそこそこ本数がある。(国際興業バス)
最近、熊目撃情報あり。
ここに、名郷から2回登ったのだが、なんと、2回とも迷った。

※カシミール3Dにて国土地理院 ウォッちず 1/12500 + 日本高密メッシュ から切り出したもの
国土地理院の地図には、2本、破線ルートが書いてあるが、どっちももう無いみたい。
それらの真ん中あたりを通る赤いのが私が2回目行ったルート(GPSトラックログ)で、現在はこれがしっかりした踏み跡で道標もある登山道。
■1回目
2008年刊のハイキング本に、旧道?1が示されていたのでそれが正しいんだろうと思っていた。
A地点に、沢に小さな橋がかかっていて、旧道?1 に行けそうに思えたのでそっちに行ってみた。
しかしそっちにあったのは東京電力送電線(塔)保守用の道だけだった。
(地図を斜めに走っているのが送電線)

鉄塔近くに行くまで、この手の標識は東電のものだと気付かなかった…標識沿いに登ったらこんなところに出てしまった。上の方にシカがいたがすぐ逃げた。
そこから旧道?1らしきところまで戻って(降りて)なんとか進んでみたが、どうも災害時に予防的に杉を伐採して放置したまま放棄された道みたい(そんなようなことが書かれた看板がもう見る人もいなさそうなのに、立っていた)で、何本もの倒れた杉をまたぎながら進んで凄く難儀した。最後には道を見失って林の間を直登する羽目になったり…C地点までたどりついて道標があったときはほっとした。遭難するかと思った。こっちには行かないことをオススメします。
(だれも行かないか…とは思うけど、前述のようにこっちルートが載ってる本があるので…。ちなみにその本に書いてある文章自体を読むと、実際には著者は現在の登山道を登っていたのだが、地図はちゃんと確認せずに載せてしまったようだ)
結局このときは、蕨山山頂まで4時間もかかって、えらい疲れた。
■2回目
前回は失敗したなー、現在の登山道は旧道?2 なんだろうなーと思い込んで再度登ってみた。
だが実際は、B地点で林道が終わり、沢にかかった丸太3本組の橋を渡って進むのが現在のルートであって、途中道標も立っているのでその通り進めばいいのだが、私はなまじっかGPSなんか持っていたため、「あれ?橋を渡るって…だんだん旧道?2とズレてく?…えっまたもや道間違えた?」とうろたえてしまった。
C地点で、前回みた道標を見るまで半信半疑だった。
でも昭文社 山と高原地図22 奥秩父・武蔵 2010 を見たら、
ちゃんと、現在の登山道のみが書いてあった。
地図は最新のものをよく見ないとダメですね…って道標どおり登ればよかったんだけど…。
ところで旧道?2 は現在どうなっているのだろうか?よーしパパ3回目はこっちを…やめとこう。
なお、山と渓谷社 「改訂新版 東京周辺の山」(2010年7月刊) P.329の地図には、旧道?2 のルートが示されている。文章を読むとどうも本当に旧道?2を登っているっぽいのだが??行けるのかな…。